Opera Mail (aka M2)の将来図
このエントリーはOpera Watchに掲載されたOpera Mail (aka M2)開発者へのインタビューのDaneによる簡単な要約を邦訳したものです。より詳細な情報は原典を参照してください。
と、エントリーを上げていたのだが斉藤さんの邦訳の方がこなれていて読みやすい。こちらがお勧めです。このリストでは省略されている内容で私がもっとも期待を寄せるのはIMAPのネストされたフォルダをきちんと扱えるようになることでしょうか。(……とか書いてこのエントリーにも存在意義を見いだしておきます。)
Kestrel (Opera 9.5)
- メールデータの保存に用いられるバックエンドの完全な書き換えを行った
- 従来のバックエンドはしばしばOperaが固まったが、(Kestrelに搭載されるバックエンドでは)速度が非常に増す
- IMAPの標準へ厳密に従ったものへIMAPのバックエンドを書き改めた
- 機能豊富なバックエンドと高い効率によりユーザ経験が高まる
- アップグレードによって、より少ないシステムメモリ、CPUパワーで動作するようになる
- M2とメールサーバ間のより機能的な相互作用
- メールクライアントからメッセージが削除されるまで、サーバ上のメッセージをそのままにしておく、など
Kestrel (Opera 9.5)かPeregrine (Opera 10)
Peregrine (Opera 10)
- メールクライアントのユーザインタフェースの根本的な変更
- ユーザインタフェースのデザインを改善し、より扱いやすく、使うのが楽しいものにする
- 現在発見が困難な役立つ機能をより簡単に使えるようにする
将来的な構想
検討中の機能
- 切り離された「メールビュー」
- M2内での統合された暗号化及び署名機能
その他
- 何通ニュースグループのメッセージがダウンロードされたかの制限が修正される
- Microsoft OutlookのようなPIM(スケジュール管理)になることはない