まだ誰も書いていないみたいなので書いておく。タイトルにあるとおり、PlayStation3のブラウザが独自路線をやめた。乗り換え先は一年前に流れた噂の通り、WebKitである。SCE謹製ブラウザも、時代の波に逆らえなかったのか、あるいは効率化のためか、理由はさだかでないけれど幕引きとなったようで。
だいぶ前にWebKitらしきファイルがアップデート内容から見つかったり、WebKitのエンジニアを求人していたりといった噂があったのはいつだっただろうと思って調べてみた。さっと引っかかったのはDualPixelsなるサイトのエントリー。これによれば、ファイルが見つかったのは3月、求人は5月だったようだ。もう一年も前になる。そりゃ、時期の記憶も曖昧になっているわけだ。
ちなみにUser AgentはMozilla/5.0 (PLAYSTATION 3 4.10) AppleWebKit/531.22.8 (KHTML, like Gecko)。531.x系はSafariで言うところの4.0系後期、Chromeでは採用されなかったけれども2.xと3.xの間にあたるバージョン。正直いって、結構古い。
Firmwareを4.1.0に更新すると、併せてブラウザも更新される。今後はブラウザも今まで以上に更新される可能性が出てきたわけで、将来性に期待しつつPlayStation3用のキーボードでも買ってしまうのも一考かなぁ、なんて一瞬考えてしまった。買わないけどね。