2006年1月の戯言

1月31日:逃避

Operaがメモリを食いつぶす

メインメモリ768 MBのLet's note R3の環境下、Operaはメーラーとしても使っていますから常時起動状態にあります。起動直後にOperaを起動させ、メモリは62%占有されている。これが起動して放置するだけで90%を超えるのだ。その間Operaはバックグラウンドで静かに待っているだけなのに。今まではてなRSS経由で購読していた多数のフィードもOperaで購読するようにしたところ、これが頻発するようになった。きっとOpera mailがおかしいのでしょう。あんにゃろ、まだβレベルじゃないか……といいたいけど、そもそもTechnology Previewだから怒れない。くそぅ。

だいたいOperaを終了しただけでメモリが200 MBとか300 MB開放されるってのもおかしいでしょう。今は取り敢えずメモリを監視して危うくなったらOperaを再起動しているけれど……面倒。

1月10日:今日はお休み

テキストをクリップボードにコピーする

最速インターフェース研究会 :: Firefoxでテキストをクリップボードにコピーする方法動作デモOpera8.5では動いたがOpera9では動作せずとありますが、私の環境では何の問題もなく動きました。以下、その環境。

バージョン
9.0
Build
8031
プラットフォーム
Win32
システム
Windows XP
プラグインのパス

プラグインが怪しい?……というわけで一時的にC:\Program Files\Opera\Program\Pluginsを除いたパスが無効になるようにしてみた。(因みにこれらはOperaが自動的に発掘してきたパスで、自分は一切手を加えていません。)……動く。とりあえずプラグインは関係ないらしい。

そういえばFlash Playerの更新などした記憶がない。バージョンを見てみた。8.0r22とある。相当古いのだろうか、と思いAdobeさんのマークを掲げるmacromediaのダウンロードページへ飛んでみた。が、置いてあるのは同じバージョンのよう。Flashの最新版など探すほど興味はないのでコレにて終了。

まぁ動くのだから気にしない。自分にとっては何の問題もなく、寧ろ都合が良いだけですし。

Sound on Opera

Operaブラウザはサウンド機能を持っている。起動時、終了時等のタイミングに指定したサウンドファイルを再生する、アレだ。このタイミングという物は自ら設定することは出来ず、元々Opera社の提示してきた物に限られる。まぁ当然と言えば当然。

最近は専らパソコンをジュークボックスとして起動し、モニタの電源を切って放置している。この様なとき、情報を得る手段は音に限られてしまう。で、ちょっと都合の悪いことが起こった。IMについてはアクションがあったことを音で知らせてくれるのだが、メールはそうでないのだ。ふと頭をよぎるのは「めーるがきてるよー」とか云う間抜けな音声なのだが、それが出来ない。メール故に急ぐ必要はないのだけれど、ここで音を鳴らせると便利、な気がする。そして通常のメールとニュースフィードといった物で音を変えられると更に便利。ついでにIRCウィンドウの更新時も音を鳴らして頂けると、基本的に無人の#japaneseに顔を出してみたときとかに便利。というか、コンタクトにサウンドファイルを関連づけられるようになっていれば携帯電話レベルにも達する。まぁこれはやりすぎにしても、住所を記録できる機能よりはずっと有用な気がする。

Windowsに於いて言えば通知領域のアイコンは未読メールが存在するとき、変わっている。と言うことは一応メーラーとしての利便性を多少は考えているわけだ。どうせならサウンドイベントも、とはならないものだろうか。音声で操作可能にするくらいだから、そこそこ興味はあると思うんだけどね。どうだろう、Operaさん。

はてなリング

ウェブリングとか懐かしい、てな話は横に置いておきましょう。Operaリング。存在は認識しつつ放置していたのですが、今日入ってみました。とりあえずリンクはフッターの片隅にテキストで。どうぞよろしく御願いします。

というかこのグダグダなマークアップにうんざりしてきましたよ。ましてや行き当たりばったりなPHPをかましているから粗だらけ。どこかの素敵なスクリプトを使うと楽を出来そうな雰囲気だけど、今のところ自分の欲望を完全に満たすスクリプトには出会えていないですし。へたれな自分が作るしかないのかなぁ……。そう思い始めて早数ヶ月。今のところ手をつける見込み無し。中途半端にそんなことを頭に思い浮かべるから拡張する気にもならず、惰性で戯言だけが溜まってゆく。だいたいOpera9がスタイルシートを読み込んでくれてない時点でやる気も消失ですよ、まったく。(言い訳)

1月6日:テスト勉強そっちのけ

Firefoxの拡張機能とOperaの標準機能を眺めてみる

Mozilla Firefox Extension @2chを眺めながらOperaの機能を考えてみた。折角だから、Firefoxにそれらを導入しながら……。勿論書く人間が私ですから相当Operaに傾斜した文書になることでしょう。また、Firefoxを使い込んでいるわけでもありませんから、間違いが含まれている可能性は大いにあります。が、OperaユーザーがFirefoxに乗り換えを考えたときにふと考えてしまう点などを列挙していることに違いはありません。また、基準としているのはOpera 9.0 TP1であり、Opera 8.51ではありませんので若干の違いを含む可能性があります。また、FirefoxからOperaへ乗り換えを考えている方にとっても少しだけ有用かもしれません。こちらは微妙ですが。

All-in-One Gestures (0.17.3)
マウスジェスチャはOperaが最初に取り入れた機能。Operaはブラウザの持つ全機能をマウスジェスチャに割り当てることが出来るのに対して、Firefoxの場合は拡張機能の選択肢に存在する動作に限られる。拡張機能ですから仕方がないのでしょう……。最近は専らラップトップを使っている関係でキーボード操作が主体になりつつあり、マウスジェスチャと疎遠になりつつありますが、別の拡張機能として取り入れられるモノをマウスジェスチャで呼び出せないのは不便に感じます。少なくともieviewはマウスジェスチャで呼び出せないとストレスが溜まる。また、RewindFast Forwardに当たる文字列の指定が拡張機能毎の指定になってしまうのも仕方のないことなのでしょう。
しかし Altキー非押下時はジェスチャを監視しない選択肢やジェスチャの軌跡表示機能は面白い。……僕には必要ないけれど。残るこの拡張のみが持つ機能としてはホイール操作での履歴参照があるでしょうか。しかしマウスジェスチャでRewindできればその方が早いような感があり、私には無用。
因みにOperaでいうFlipBackFlipFowardをこの拡張ではロッカージェスチャと読んでいる模様。前にこの拡張を導入した時にはこの機能は実装されていなかったような気がする。
Sage
RSSリーダーとして用いる為の拡張。Operaはメーラーの機能の一つとして実装されているのに対してこの拡張はパネル(いや、サイドバーと言わねばならないのか)に追加するそうで。どちらかというとSageの実装の方が使いやすい気がする。しかしメーラーとして実装されたOperaのRSSリーダーは削除しない限りFeedが残るという特徴がある。私にとっては大きな利点だけれども、人によっては鬱陶しく感じることでしょう。。
因みにアドレスバーにfeedの登録ボタンが表示されるのは両方とも同じですが、アイコンが事実上の標準となりそうなFirefoxのそれは一歩リードしている……のかもしれません。まぁOperaも9.0正式版ではこのアイコンを使ってくることでしょうが。
ScrapBook
Operaのメモ機能の進化版……かな。これは是非Operaにも欲しい。Operaのメモ機能は階層管理、取り込み元のURI保持のみですからね。この拡張はCSSやリンク先も含めて丸ごと保持する……のだと思う。に似たような感じかなぁ。共に使ったことがないから何とも言えないけれど、便利そう。
Translation Panel
翻訳パネルの生成は……Operaユーザーである私には何の利点もございません。勝手にやって下さいな、と。そんな程度でございます。寧ろFirefoxは勝手に追加できないのか、と一つ勉強致しました。はい。Operaの場合はブックマークに登録したページは全てパネルに納める事が出来ますし、そのレンダリングとしてSSRを選択することも出来る。この拡張のように翻訳パネルを生成したいのならその様なフォームをローカルにHTMLやら何やらで作成しておいて、それをパネルに入れればそれで完了。必要なエンジンが決まっているのであればそのサイト自身をパネルに入れておけばいいし、其れではデザインに不満があるというのであればUserスタイルシートで弄ればいい。CSS Signatureが必要ならばUserJSで生成すれば良い。それだけのお話。しかしCSS Signatureを生成するOpera用のUserJSはたしかtemp_hさんが作っておられたのでサイトが既に無い状況。Opera 9.0ではGreasemonkeyもかなり動くようになったとの話ですからnaoya のはてなダイアリーの CSS signatureにあるAppendCssSignature.user.jsを使うと良いでしょう。
Operaの場合文字列を選択した上で右クリックメニューを開くと(標準では)英日仏独伊葡西の言葉を適当な翻訳サイトに投げる事が出来ます。外国語を大の苦手とする私にはちょっとばかし魅力的になりうる機能ですが、読みたい文書は翻訳機械ごときが解釈できるモノではないから不要。
ポップアップによる翻訳についてはbabylonの無料版で概ね満足している自分にはやはり不要。まぁフォントの相性が悪いらしくなかなか上手く文字を読み込んでくれないのは難点ですが、別に本当に知りたい語なら文字を打つくらい苦ではないし。寧ろポップアップするまでのタイムラグが気になるような、分かり切った単語がポップアップする鬱陶しさも感じるような。これこそ何かのキーと連動するべき機能だと思う。そういう設定、どこかにあったのかな?少なくとも自分には見付けられなかった。
Adblock
広告カット機能。正規表現やら何やらが使えそうな雰囲気なので圧倒的にこの拡張の方が機能的には上でしょう。現状Operaで出来るのはiniファイルを直接弄ることによってワイルドカードを用いた簡単な広告カット。この拡張にはHideとRemoveがあるけれど、Operaはそんなにやさしくない。……というか、隠し機能だし。
因みにUser JavascriptやUser Stylesheetでカットできるのは両ブラウザとも共通。まぁOperaでもやりたい人はこの辺を駆使してやりくりしてしまうのでしょう。自分自身よく使う所だけはStylesheetで弄くってますし。まぁ大抵の広告は「広告を消す」によって生成されるUserJSを「設定>詳細設定>コンテンツ>JavaScriptオプション>ユーザーJavaScriptファイル」で指定したフォルダに入れれば良いだけ。まぁさほど難しくもない、かと。
bbs2chreader
私は住人ではありませんから判断できません。省略。Operaユーザーの話を聞く限りでは何かこの拡張の代用となるようなサーバーサイドで動作するスクリプトがあるような感じがしますね。詳しくは知りませんが。まぁ何にせよブラウザですから、スクリプトより拡張の方が優れているのは云うまでもなさそう。……とは思うのですが、案外OperaのLock tab機能を上手く使えばそうでもないのかもしれません。まぁ門外の人がこれ以上語っても仕方ないでしょう。
ieview
右クリックメニューに IEで開くを追加してくれる。Operaユーザーは適当な所にItem, "IEで開く"=Execute program,"iexplore.exe","%u"とか、Item, "このリンクをIEで開く"=Execute program,"iexplore.exe","%l"とか書けばいい。ボタンにしたかったら其れっぽく書けばいい。若しくは適当なサイト(日本国内だったらOpera IRC+とか)からドラッグアンドドロップ!Firefoxと同じように右クリックメニューに仕込もうとするとiniファイルの編集を伴う為Operaのハードルは若干高めかなぁ。マウスジェスチャやキーボードショートカット同様GUIから編集可能になるにはしばらくかかりそうです。しかし初心者の基本はアイコンですから問題はない。
この拡張の持つもう一つの機能は常にIEで開くサイトを追加するというもの。代替となる機能はOperaの自動でUser Agentを偽装する機能でしょうか。幾つかのサイトは初期状態で偽装するよう設定されています。しかしこの追加もiniファイルの編集を伴いますから、やはりハードルは高め。まぁそもそもIEを呼び出しているわけではありませんからこれを代替とするのが誤りなのではありますが。おそらくFirefoxに於けるUser Agentの偽装はまた別の拡張で行うのでしょう。今回取り上げた中にその拡張の名前は挙がっていませんが。
Irvine ContextMenu
特に必要としたことが無いので導入していませんが、Opera-PukiWikiPlus!にて詳しい方法が解説されていますから、問題ないのでしょう。
Tabbrowser Extensions
タブ機能の強化を行う拡張機能。なんて云うか、導入をためらわせる文面を載せているので導入しての比較は避けることにします。以前はここまで書いていなかったような気がするのだけれど。
標準状態のFirefoxにはバックグランウドで開いておくことや、タブをロックすること、タブの複製リンク先として利用するタブの生成といった機能は存在しないわけでして。タブブラウザとしては極めて不便。
Download Statusbar
付加機能が豊富なプログレスバーの表示状態を変える拡張。Operaの場合プログレスバーを必要なときにのみ表示させようと思ったら配置パターンは、ページ下部にポップアップ、アドレスバー全てを使って多数の情報を表示、アドレスバーの右端を使ってシンプルに表示、の3つだけ。読み込みが終わったか否かはスキンによって指定されるタブの表示色(既読と未読)で判断することになる。ウイルススキャン機能とか面白い機能もある見たい。……でも、Operaの機能で必要十分なのでは、と思ってしまう。どうやらこの拡張、ダウンロードパネルの代替的な位置付けのようで。確かにFirefoxってダウンロードが始まるとポップアップが現れていたような記憶がある。(設定次第だろうけど。)それをなくせるという意味では結構重宝するのかも。但しそうなるとOperaの場合は必要に応じてダウンロードパネルを表示しておけばよいだけといえる。不要。しかし自動ウイルススキャン機能は場合によって重宝しそうではある。
Popup ALT Attrbutes
Operaには無い機能。しかし、Popup Altとして公開されているUserJSを導入すれば同等のことが可能なので問題なし。自分は特に必要としていないので導入していませんが。どうしてもと言うときはShift+iを使って画像非読み込みモードに切り替え。……というかこの機能って昔はgだった様な気がするのだけれど、気のせい?
InfoLister
インストール済みの拡張をリスト化する拡張。Operaにあるわけがない。
BX
同等の機能はOperaには無い。しかし慣れてしまうとOperaの2画面分割表示からはもどれなくなる。設定の手順は「ブックマークパネル上で右クリック>表示>2画面分割表示」。しかしこの拡張はキーボードで操作している人間には何の意味もなさないという根本的な問題を抱えている。便利な拡張ではあるので是非キーボード操作にも対応して欲しいと思います。そしてOperaは標準設定のままだとブックマークを名前順に整列するのをさっさと止めましょう……。
Compact Menu
メニューの項目の表示/非表示を切り替えられるそうですが、そんなのOperaではiniファイルを弄るだけですから……。全く問題なし。おそらくはOperaの方が全てカスタム可能という点で勝っているでしょう。表示文字列も簡単に変えられますし。
Text Link
リンクされていないURIをダブルクリックすることでURIをして扱い、そこを開くという拡張。これは羨ましい。しかも全角文字列の置換もしてくれるのだとか。Operaではどう足掻いても選択という動作は外せないし、全角文字列を置換することは出来ない、と思う。但しOperaの場合、文字列選択時の右クリックメニューには標準でURLへ移動が含まれている。まぁ機能は最低限だけれど。
Web Developer
機能によってはOperaでも実装可能。それほど使わないけれどあると便利な機能なので右クリックメニューに仕込んでいた……時期もありました。しかしボタンを置くのは躊躇われます。表示領域を狭めてまで必要としては居りませんから。必要な人には重宝する拡張なのでしょう。必要な方はWeb Developer Toolbar & Menu for Opera 8-9が便利でしょう。きっと。
XUL/Migemo
xyzzyに対してのMigemo導入すら消極的な人間が語って良い話ではなさそうなのでスルー。便利そうです。
ChromEdit
ユーザー設定用のCSSファイルやJSファイルを編集する拡張らしい。Operaで該当するのは……なさそう。因みにOperaのUserJSはフォルダにある*.jsファイル全てを適応するという形ですから、UserJSを拡張機能のような感じで使うことが出来、また各々を適当に弄っていくことが出来ます。Firefoxでどういう事になっているのかは調べないことにしましょうかね……。userChrome.cssってのはスキンのような存在だった気もしますが、もはや全く覚えておりません。
Super DragAndGo
Firefox 1.5には導入できず、解説も英語の為特に気にせずスルー。文字列をドラッグ&ドロップするだけで何が起こるのだろうか、という疑問は闇に葬ることにする。
FoxyTunes
音楽プレーヤーの操作をする為のボタンを追加する拡張らしい。私は基本的にランダム再生した後完全に放置する人間の為、不要。人によっては便利なのかもしれない。OperaにはMusicパネル、なんてモノもありますが、mp3しか再生できないし、そもそも再生と停止しか脳がないし……論外。

とりあえず20位までを比較してみました。因みに偶然ながら導入率20%以上を誇る拡張もここまで。5人に1人が入れている拡張は眺めてみたわけですね。まぁ偏りがあって当然とも思われるネタ元ですが、自分がFirefoxに乗り換える能動的な理由は今のところ無いようです。幾つか便利そうな拡張機能はありましたが、それ以上に快適なマウス・キーボード環境を提供してくれる等Operaブラウザにはより重要な魅力がありますから。今のOpera 9.0 TP1は若干不安定ですので、正式版のいち早い登場が待たれます。何せXSLTにも結局対応しちゃいましたし、XMLファイルを階層表示してくれない点すらUserJSで解決されてしまいましたからね。(iniファイルさえ弄れれば)手軽に使えて且つ必要なだけの自由度を持つOperaブラウザ。まだ暫くおつきあいする事になりそうです。

1月4日:任三郎

お名前

「くるま」は名前ではなく一般名詞という認識の方が圧倒的に強い。多少は人名に感ずるような名前を名乗るようにした方がよいのかねぇ。そんな事を少しだけ考えたりしたり、とか。さて……任三郎でも見ることにしようかな。

この文書の諸情報

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公開日時
2006年1月4日 午前0時00分00秒
最終更新日時
2006年1月31日 午後11時59分59秒
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