今低解像度環境に対応すべきたった一つの理由

小さなモニタを有した携帯電話にも続々フルブラウザが搭載されているにもかかわらずそれで見る広大なWebの世界は使いにくいことこの上ない。低解像度環境に対応すべき理由なんて、実に簡単じゃないか。具体的にせねばならないというのならば、こう言おう。携帯電話でも快適に見られる環境を作るためだ。

せっかくフルブラウザを謳うOperaやNetFrontが使えるのに、携帯向けサイトとか云うチープなサイトの方が使いやすいの?何故不便を被ってるの?NetFrontはどうか知らないけれど、少なくとも携帯向けOperaはJavaScriptも結構動いてるよ。

最近ではVGA以上の解像度を有した携帯電話も登場してきている。QVGA環境でも、とまでは言わない。でも、VGA位には対応してあげてもいいんじゃないかい?

そうすれば、私のようにぐちぐちうるさいミニノートユーザも満足させることができるわけです。

PC用と携帯電話用の2つのテンプレートを用意して<link rel="alternate" media="handheld"等で指定するのがスマートとの反応。media属性で対応しているのであればまぁそれはそれで良いと思います。正論であるのは確かです。rel="alternate"は……まぁ何かの間違いかと思いますが。

しかしながら現状のいわゆるフルブラウザはscreenメディアとして振る舞うことがあるのも事実。メディアタイプの実装自体も結構ぐだぐだという現状があります。半年前のNetFrontは@import規則とともに指定されたメディアタイプ以外解釈しないそうですし。メディアタイプの指定がきちんと反映されるようになるまではhandheldメディアのスタイルも用意しつつscreenメディアのスタイルが適応されてもそこそこに閲覧することができるようにしておく、という対応が過渡期の現状に於ける最適解だと考えています。もっともこのサイト自体にhandheldのスタイルが用意されておらず説得力に欠けることこの上ないのですが。

この文書の諸情報

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http://kuruman.org/diary/2007/01/28/small-screen-browsing
公開日時
2007年1月28日 午後4時23分43秒
最終更新日時
2007年1月28日 午後11時09分53秒
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