Wiiに乗っかるOperaに関する雑多な話

WiiのOperaは今のプレゼンテーションモードと同様にmedia="tv"なスタイルを優先的に取得していくのだろうか。ちょっと気になる。

将来的には子供らが結構使うようになるんじゃないか、その結果Wiiでの表示確認が必要になるのだろう、とかそんな話をIRCでしていた。まぁ表示確認はデスクトップ版Operaでopera:configのレンダリングモードの指定(opera:config#UserPrefs|Renderingmode)を適当に弄ることで対応できると信じており、あまり心配していない。しかし、案外ERAが叩かれる可能性を秘めているのかもなぁ、と思ったりした。幅を固定しているような従来型デザインのサイトを意図的に崩して表示する機能だからね、あれ。便利だけど、稀にそれが悪影響を引き起こすこともあるのも事実だし。

WiiのOperaが搭載しうるのはMSRだろうか。いや、そのままTVRなんてのがあるか。……等と考えていたが、TVR や MSR、AMSR は標準設定で有効です。Opera Software ASA では個々のデバイスに合わせて調整することも可能です。デバイスによっては ERA を無効にする方法もあります。と、そのものズバリの答えが書いてあった。WiiのOperaに対してレンダリングの調整を行っているか否かが分からないので今のところ何も言えない、ということらしい。

ERAの有効・無効を切り替える手段は提供されるのだろうか。しかし下手に付けてしまうと混乱を招きそうってのも事実だし……。微妙なところ。Opera MobileやOpera miniはモニタ自身が小さいから見かけが変わっても仕方ないと考えてくれるかも知れない。しかし、WiiのOperaだとそうは行かないような気がしてしまうのだよね。解像度は低いけれど、テレビは大きいし。……考え過ぎか。

因みにERAとは環境によってレンダリングを変える仕組み。デスクトップ版だとCtrl+F11で切り替えることが出来る、ウィンドウ幅で表示する為の機能。横方向のスクロールに別れを告げることが出来る。この機能の詳細はOperaのTechnologyホワイトペーパーにて詳しく解説されている。

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公開日時
2006年9月16日 午前2時43分24秒
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