WebSocket勉強会、無事終了しました。名前だけ見るとどうしてもWeb屋のためにあるプロトコルに見えてしまうWebSocketですので、そういったレイヤの方々が多く集まるのかなと思っていたのですが、思っていたより低レイヤの方が多く集まっており驚きました。低いレイヤの方々にもきちんと興味を持ってもらえているようで、なによりです。無意味に安心してしまいました。
今回発表で使った資料は既に公開しておりますので、必要であればご覧ください。Twitterのタイムラインを見たところ、どうやら私はWebSocketでクロスドメイン通信できないかのような発言をしていたようです。ごめんなさい、それは嘘です。懇親会の場では修正したのですが、クロスドメイン通信できます。でないと、おもしろくありません。
おそらくsame originあたりの話がぐちゃぐちゃになっていたのだろうと思いますので、そこについても少しだけ書いておきます。same origineあるいはそれに類する制限をかけるためにSec-WebSocket-Originヘッダが用意されています。が、それを用いて接続を制限するか否かはサーバへ委ねられています。ただ、それだけです。……とはいえ、Webブラウザ以外からの接続も含めて考えるとSec-WebSocket-Originヘッダそのものにそれほど大きな価値はないのではないかと思ってしまいますが。